予告通り、CAはオープンソース版データベースソフト、「Ingres r3」を一般公開した。
米Computer Associates International(CA)は11月1日、データベースソフト「Ingres r3」をオープンソースライセンスの下で一般に提供開始したと発表した。
CA版のパブリックライセンスであるCA Trusted Open Source License (CATOSL)に基づき、Linux版とWindows版がリリースされた。登録ユーザー向けに同社サイトからダウンロード提供している。
ソフトデベロッパーはCATOSLに則ったソースコードの公開を条件に、Ingres r3を自分の製品に取り込んで自由に配布することが認められる。
来年初頭までにはSun Solaris、HP/UX、IBM AIX、HP Tru64、HP OpenVMSに対応した32/64ビット版のIngres r3を提供予定。日本語および独、仏語版と翻訳ツールキットも年内リリースを予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.