ハンコムリナックス、「Vine Linux 3.1CR」を発売

ハンコムリナックスとProject Vineは11月9日、Project Vineが提供する日本語環境に定評のあるLinuxディストリビューション「Vine Linux」の最新版パッケージをリリースすると発表した。

» 2004年11月09日 19時46分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 ハンコムリナックスとProject Vineは11月9日、Project Vineが提供する日本語環境に定評のあるLinuxディストリビューション「Vine Linux」の最新バージョンをパッケージ化、「Vine Linux 3.1CR」としてリリースすると発表した。2002年3月にリリースされた「Vine Linux 2.5CR 」リリース以降、2年8カ月ぶり。

 同製品は、かな漢字変換システムに「VJE-Delta」を標準システムとして採用、商用フォントにはリコーTrueTypeフォント5書体(LX明朝、LXゴシック、LXゴシックUB、LX丸ゴシック、LXポップ体)のほか、ダイナフォント5書体(DFP中太楷書、DFP極太明朝体、DFPブラッシュRDW7、DFP POPステンシルW7、DFPフリー流葉)を収録した。また、Intel、PowerPCの両アーキテクチャに対応している。

 出荷開始は11月26日からで、価格は1万3440円。すでにハンコムリナックスショッピングモールにて、予約割引販売が開始されている。予約受け付けは11月25日まで。また、11月11日予約受け付け分までは、早期予約割引価格が適用される。

 なお、既存ユーザー対象には、特別アップグレード価格にて提供される。

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