IBM、企業向けの新ソフトシリーズ「Workplace」発表

IBMは、PC型から標準ネットワーク型へ職場環境を移行させるためのシリーズ製品「Workplace」を投入した。

» 2004年11月10日 08時30分 公開
[ITmedia]

 米IBMは11月9日、PCを中心とした従来型のコンピューティング環境から、標準ベースのネットワーク中心型の職場への移行促進を支援する新しいシリーズ製品「Workplace」を発表した。

 Workplaceは次世代エンドユーザーの職場環境のためのソフトプラットフォームだとIBMは説明。同社のLotus Notes/Domino、Lotus Workplace、WebSphere Portal、WebSphere Everyplaceを基盤として、コラボレーションツール、アプリケーション、コネクションを一つの環境に統合、個別のビジネスニーズに対応させたとしている。

 オープンで柔軟性の高い職場環境への移行を支援する製品として、コラボレーション、文書管理、Webフォーム、ポータルサービスなどの機能を備えた中小企業向けの新ソフト「IBM Workplace Services Express v2.0」を1カ月以内にリリース予定。

 さらに、ポータルソフトの新版「WebSphere Portal 5.1」を11月30日、Web会議導入を支援する「Lotus Web Conferencing Service」を12月に提供開始する。

 このほか「Workplace Solutions」は、約30の職務に対応した新ソリューション17種あまりで構成。小売り、製造、金融といった各業界向けに提供開始されている。

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