GmailのPOP/SMTPサービス、Outlook用設定ツールも提供

GoogleのWebメールサービスGmailにPOP3/SMTP機能が追加される。しかし、全Gmailユーザーに行き渡るまでには数週間かかる見込みだ。

» 2004年11月11日 07時49分 公開
[ITmedia]

 Googleは1Gバイトの容量を持つメールサービス、GmailにPOP3/SMTP機能を持たせる計画だが、Windows版OutlookとOutlook Express向けには実行形式の設定ツールを用意する。

 Gmailは基本的にはWebメールで、大容量のストレージとGoogleと同様の高速検索、キーボードショートカット、スパムフィルターなどを特徴とするが、Gmailのヘルプページによれば、今後数週間かけて、POPアクセスを全ユーザーに提供するという。ヘルプページによれば、完全に安定した状態になるまではPOPの提供は段階的に行われるという。

 POPが利用可能になると、アカウントのトップに「New Features!'」リンクが現れ、「Settings」ページに「Forwarding and POP」という項目が現れる。

 POPを利用するメールクライアントに合わせた設定をWebページで説明しており、Outlook Express、Outlook 2002、Entourage、Eudora 5.1、Netscape Mail、Apple Mail、Mozilla、Thunderbird向けのコンフィギュレーションが掲載されている。WindowsのOutlookおよびOutlook Express向けには実行形式の設定ツールが用意されており、ウィザード形式でGmailアカウントをOutlook/Outlook Expresssに設定することができる。

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