Red Hatが北京に現地法人開設

» 2004年11月12日 07時25分 公開
[ITmedia]

 Linuxデュストリビューター最大手の米Red Hatは11月11日、中国の現地法人Red Hat Software (Beijing)の開設を発表した。

 Red Hatのマシュー・ズーリックCEOは発表資料で、オープンソースソフト、とりわけLinuxは、急成長を遂げている中国のソフト業界の発展を促し、中国企業が世界に対抗できる最高の情報インフラを構築する上で重要な役割を果たすと指摘。「当社はこの市場のニーズを見極め、出来得る限り最高のソリューション開発と提供に当たる」と述べている。

 中国での最初の事業として、Linuxとオープンソースに関する教育を目的としたRed Hat Academyプログラムを学生向けに無償提供。清華大学、南京大学と協力して同プログラムの確立に努める。

 さらに、BEA、Dell、HP、IBM、Intel、Oracleなどの大手および現地のパートナー企業と提携して、中国市場のニーズに対応していく方針。

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