HP、産業別“俊敏性指数”発表

» 2004年11月12日 08時46分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は11月11日、ビジネスの変化に対し、ITがどれだけ速く反応できるかを示すAgility(俊敏性)指数を、産業別に計測して顧客に参考値として示すサービスを発表した。

 これは、同社の「HP Agility Assessment Service」の一環。金融、製造、ITサービス、通信の各産業の世界300社以上から集めたデータを基に産業別の指数を出すことで、HPの顧客が、競合他社との比較で自社のAgilityはどの程度かを把握できるようにするという。

 HPは、フランスのINSEADビジネススクールの協力を得て、過去2年間かけて企業のAgilityを計測する現実的手段を開発したとしている。HP Agility Assessment Serviceでは、企業がビジネス環境の変化に合わせた対応を取るのにかかった「時間」、その変更がその企業の内部のどこにまで及ぶかを示す「範囲」、その変更作業の「簡易さ」という、三つの尺度を基にAgilityを評価している。

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