イーエルティ、OSSのコンプライアンス管理を学ぶトレーニングコースを開講

イーエルティは、OSSを利用した組み込み製品開発を行う際に必要なソフトウェアのコンプライアンス管理に基づく開発・運用に対するトレーニングコースの開講を発表した。

» 2004年11月15日 17時09分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 イーエルティは11月15日、オープンソースソフトウェア(OSS)を利用した組み込み製品開発を行う際に必要なソフトウェアのコンプライアンス管理に基づく開発・運用に対するトレーニングコース「GPL ソフトウェア開発・管理の要点」を11月下旬から開講すると発表した。参加料は6万3000円。

 今回、開講されるコースは、OSSライセンスの内容・条件に対する合理的な解釈を考察すると同時に、Linuxやオープンソースで製品開発を行う際の計画、設計、実装、出荷、保守等、一連のソフトウェア開発プロセスを通して、コンプライアンスを考慮したソフトウェア資産の管理と運用についての要点を1日で学ぶもの。

 GPLを始め、関連するライセンスの合理的な解釈を踏まえ、コンプライアンス管理の側面から、ソフトウェア設計、実装や頒布について品質管理を含めた基本的な考慮点や注意点を示すと同時に、ユーザー固有のプログラム開発とOSSの運用に対する基準を策定する際に参考となる事例が示されるという。

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