Oracle、OpenWorldでインテグレーション・パッケージ発表へ

» 2004年11月19日 14時24分 公開
[IDG Japan]
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 米Oracleは、12月5日の週にサンフランシスコで開催するOracle OpenWorldで「Oracle Integration」を発表する計画だ。これは、同社のアプリケーションサーバ、複数のインテグレーション技術、およびサービス指向アーキテクチャ(SOA)のための技術を合体した製品。

 Webサービス、Business Process Execution Language(BPEL)、EDI、RosettaNet、ebXML、HIPPA、Health Level 7(HL7)など、複数の標準技術に対応する。B2Bサポートとデータのインテグレーションが同製品の主要機能となる。

 Oracleのサーバ技術担当副社長、アムラン・デブナス氏によると、同社はこの製品で、メッセージングとメッセージプローカー技術に特化したEAIの後継として、SOA技術を提供する。

 OracleはBEAのWebLogic PlatformやIBMのWebSphereに対抗するために、コアの部分でプロプライエタリな技術に頼らない、より包括的な標準ベースの製品を提供したい考え。

 価格や出荷時期などの詳細はまだ不明だが、この製品はLinux、Solaris、Windowsなど、Oracleがサポートするプラットフォームに対応する。

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