NEC、重要度に基づく階層ストレージ管理技術を開発

NECは、「ファイルの重要度に基づく階層ストレージ管理技術」を開発した。

» 2004年11月24日 21時10分 公開
[ITmedia]

 日本電気(NEC)は11月24日、「ファイルの重要度に基づく階層ストレージ管理技術」を開発したと発表した。

 同技術を利用することで、企業内データを集中管理するデータセンターにおいて、センター内の仮想化システムが、性能・信頼性・不正アクセス処理などの性質が異なるファイルサーバを、あたかも1台の巨大なファイルサーバであるかのように仮想化し、ファイルごとに重要度に応じて適切なファイルサーバへ振り分けて保管できるようになるという。

 また、ハードウェアのメーカーや機種を問わないほか、ファイルの読み書きに際して別なソフトウェアを必要としないため、既存のPCや業務サーバ、ソフトウェアをそのまま使用できるのが特徴。

 同社は、同技術の2005年度中における実用化を目指して、今後も研究開発を進めていくという。

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