日本旅行業協会とXMLコンソーシアム、旅行業界向け電子商取引標準を発表

日本旅行業協会とXMLコンソーシアムは、旅行業界向けの「TravelXML 1.2.1」勧告を発表した。

» 2004年11月30日 23時45分 公開
[ITmedia]

 日本旅行業協会とXMLコンソーシアムは11月30日、旅行業界向けの電子商取引標準「TravelXML 1.2.1」勧告を発表した。

 TravelXML 1.2.1は、同規格の最新版。これまでの「TravelXML 1.2」勧告案に、「TravelXML利用Webサービス実証実験プロジェクト」における成果を反映したもの。

 今回の仕様により、国内宿泊に関しては、カタログ情報の提供から注文、決済までの商取引すべてを網羅できるようにしたほか、現在運用されているシステムへの影響を最小限とするように配慮した設計とすることで、容易な導入を可能にしたという。

 両団体は今後、「パッケージツアーの商品内容データの標準仕様」と「海外宿泊施設・観光施設からの施設情報類の標準仕様」の2点に関する開発を継続して行っていく。

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