外部ストレージ市場、6四半期連続で増加

[ITmedia]

　調査会社IDCが12月2日発表した調査によると、7〜9月期の世界外部ディスクストレージシステム工場収入は前年同期から3.5％増えて34億ドルとなり、6四半期連続で増加した。ディスクストレージシステム市場全体でも2.1％増加、ストレージ容量は50.5％増えて310ペタバイトとなっている。

　外部ディスクストレージシステム市場のシェアは、EMCが収益増大に支えられてシェア21.2％で首位に立った。7.5％の収益減少に見舞われたHPはシェア19％で2位。次いでIBMが13.1％、日立8.5％、Dell6.9％の順。Network Applianceは収益が24.6％と大手の中では最も高い伸びを示している。

　ディスクストレージ市場全体ではHPがシェア23.6％で首位を維持、次いでIBM（20.6％）、EMC（14.5％）、Dell（7.2）、日立（6％）の順となっている。