PC上の操作を逐次記録、アスキーソリューションズが監視ソフトを発売

アスキーソリューションズは、LANやインターネット上にあるWindows PCの利用状況を監視し、記録する「デスクトップスカウト 3.0」販売を開始する。

» 2005年01月13日 20時42分 公開
[ITmedia]

 アスキーソリューションズは1月14日より、LANやインターネット上にあるWindows PCの利用状況を監視し、ログとして記録する監視ソフトウェア「デスクトップスカウト 3.0」のダウンロード販売を開始する。

 デスクトップスカウト 3.0は、オーストラリアのGlobalPatrolが開発した遠隔監視ソフトウェア。PCの利用状況を詳細に記録することで、業務に関係のない不正利用や情報漏洩を防ぐという。

 具体的には、監視対象PCの起動開始時間やユーザー名といったシステム情報の把握はもちろん、どのようなアプリケーションを利用し、どういったキー入力を行ったか、またどんなWebサイトを閲覧したかといった情報を時刻とともに記録できる。デスクトップ画面をそのままスクリーンショットとして保存することも可能だ。また、遠隔からの電源オフ/再起動やプロセスの停止といった、ヘルプデスク的な機能も備えている。

 監視を行う側には「ビューワプログラム」を、監視される側には「エージェントプログラム」をインストールして利用する。この際、デスクトップスカウトがインストールされていることをユーザーに警告するモードと、監視していることを知らせないステルスモードのどちらかを選択できる。LAN上にあるPCのほか、インターネット上にあるPCについても監視が可能だが、NAT越しの環境では利用できない。

 対応プラットフォームはWindows2000/XP。価格は1エージェントの場合で8505円から。また2月4日からはパッケージ版も発売され、こちらの価格は1エージェントで1万290円となる。

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