高い性能と管理性を追求したNotes/Domino 7.0、Eclipseプラグインも提供(2/2 ページ)

» 2005年01月25日 15時06分 公開
[浅井英二,ITmedia]
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 同社では既に昨年末からWorkplace Services Expressとして従業員1000人未満の中堅・中小企業を対象にLotus Workplace製品群をセット提供している。Lotus Workplace製品群とそれを稼動させるWebSphere PortalおよびWebShpere Application Serverのサブセットをわずか30分でインストールでき、ロールベースのコラボレーション環境を低コストで構築できるのが特徴だ。IBM Workplace Collaboration Servicesは、このWorkplace Services Expressがさらに進化したものと言っていい。

 ステージでは、会社の新しいロゴをプロジェクトチームで決定していく様子がデモされた。通常は、この種のプロジェクトを進める場合、電子メール、電話、グラフィックツールやビデオといった幾つかのツールを使う。データはばらばらに格納され、人手でつなぎ合わせ、会議を重ねるハメになる。2005年第1四半期には登場するIBM Workplace Collaboration Services 2.5では、「Activity Explorer」が追加され、メッセージや、ファイル、チャット、共有スクリーンなどを「アクティビティ」として共有し、コミュニケーションを軸に情報を整理し、タスクを包括的に支援できるようになるという。

 もちろんIBM Workplace Collaboration Servicesは、IBM Workplace Client Technologyにも対応しており、高い管理性や使い勝手の良さ、あるいはオフラインサポートも実現できる。

 なお、既存のDominoアプリケーションからフォームを取り込み、新しいIBM Workplaceアプリケーションに流用することもできるエンドユーザー向けの「IBM Workplace Designer」や、IBM Workplace Collaboration Servicesなどで使われるアプリケーションテンプレートやフォームテンプレートをユーザーが目的に応じてカスタマイズできるエディタ機能も用意するという。

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