NEC、無停止型サーバ「Express5800/ftサーバ」を強化

NECは、無停止型サーバ「Express5800/ftサーバ」において、障害時の復旧時間を半分以下に短縮した新モデルを発表した。

[ITmedia]

　NECは1月26日、OSにWindows Server 2003, Enterprise Editionを採用した無停止型サーバ「Express5800/ftサーバ」4機種6モデルを製品化し、販売活動を開始したと発表した。

　今回発表された新製品では、システムを止めないで障害復旧を行う「ハードディスク再同期処理」を、従来比2.5倍に高速化することで、二重化システムへの復旧時間を最大6割短縮可能な高速再同期（RDR）機能を4機種4モデルに標準搭載したのが特徴。

　同時に、RDR機能を省略することで低価格化した2モデルも用意した。

　価格は、RDR機能搭載モデルが195万円から、RDR機能省略モデルが175万円から。1月31日より順次出荷を開始する。

　同社はまた、Express5800/ftサーバ新製品発売に併せて、販売店やシステムインテグレータ向けに、「Express5800/ftサーバ技術認定制度」を開始し、市場拡大を図るとしている。