ノキア、支社やリモートオフィス向けの小型アプライアンスを投入

ノキアは、小規模企業や支社、地方拠点やリモートオフィスなどをターゲットにしたファイアウォール/VPNアプライアンスの新製品「Nokia IP260」「同IP265」を発表した。

» 2005年02月02日 19時01分 公開
[ITmedia]

 ノキアは2月2日、ファイアウォール/VPNアプライアンスの新製品「Nokia IP260」「同IP265」を発表した。

 Nokia IPシリーズは、同社独自のOS「IPSO」に、チェック・ポイントのファイアウォール/VPN製品「Check Point VPN-1」を搭載したアプライアンス製品。今回リリースされた2モデルはいずれも、小規模企業や、中〜大企業の支社/拠点、リモートオフィスなどでの利用を念頭に置いたものだ。

 Nokia IP260はディスク搭載型で、最大スループットはファイアウォール時が250Mbps、VPN(3DESもしくはAES)で110Mbps。一方Nokia IP265は、メンテナンス製に優れたディスクレスタイプで、最大スループットはそれぞれ220Mbps、110Mbpsとなる。VRRPによる冗長構成が可能なほか、同社の管理ツール「Nokia Horizon Manager」などを通じての一元管理が可能だ。

 価格はいずれも49万2000円から。2月より販売を開始する。

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