PalmSource、スマートフォン向け新ソフト発表3GSM World Congress 2005

PalmSourceは、Linux対応のプラットフォームやマイクロブラウザなど、携帯端末向けの新ソフト4種類を発表した。

» 2005年02月15日 09時07分 公開
[ITmedia]

 米PalmSourceは2月14日、Linuxに対応したスマートフォン向けプラットフォーム「mFone」など、携帯端末向けの新ソフト4種類を発表した。

 mFoneはGUI、デバイスドライバ、ネットワークプロトコル、開発ツールおよびブラウザやMP3再生ソフトといったエンドユーザー向けアプリを統合したプラットフォーム。Linuxに対応した設計になっている。

 PalmSourceは昨年12月、携帯端末向けソフトの提供拡大を目指す戦略の一環として、携帯版Linuxを手掛ける中国のChina MobileSoft(CMS)を買収。Palm OSと新ソフトの組み合わせにより、幅広いモバイルソフトの提供が可能になると説明している。

 同日発表された新ソフトはこのほか、WAPとHTMLの両方に対応したスマートフォン向けのマイクロブラウザ「mBrowser」、グラフィックスやビデオ、サウンドファイルの送信にも対応した携帯電話向けの強化型ショートメッセージクライアント「mMMS」、および多機能携帯向けのGUIとユーザーインタフェースを統合した「Feature Phone」となっている。

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