沖電気、IPテレフォニーサーバの新バージョンを販売開始

沖電気工業は、IPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100 リリース3」を販売開始する。

» 2005年02月18日 21時50分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は2月17日、IPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100 リリース3」(SS9100 R3)を3月1日に販売開始すると発表した。

 SS9100 R3は、従来モデルに比べ、新たに企業内IPセントレックスやモバイルセントレックスへの対応を強化した。NTTドコモのFOMA無線LANデュアル端末「N900iL」に対応し、1台の端末を社内では内線電話端末、社外ではFOMAタイプの携帯電話端末として利用できるほか、同端末に実装された無線LAN機能やブラウザ機能により、音声通話以外の各種情報へもアクセス可能。サーバ1台で約1500台の端末を収容できる。

 このほか、IP遠隔ユニットのラインナップ強化や、構内端末のローミング対応などによる既存PBX設備との接続機能強化を図ると共に、高品位音声通話を実現可能なソフトフォン「Com@WILL Version 2」を収容した。

 価格は、1000ユーザのモデルで4500万円から。同社では3年間で3000セットの販売を目指す。

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