日立ソフトは、SOAへの移行を可能にするWebサービスへの変換技術を開発したと発表した
日立ソフトは2月28日、既存の情報システムを変更することなく、SOA(サービス指向アーキテクチャ)への移行を可能にするWebサービスへの変換技術を開発したと発表した。
同技術では、アプリケーションが動的に生成するWebページから必要な情報を収集し、その情報をWebサービスとして配信できる。同社は、この技術を利用することで、既存のシステムを変更することなく、自社で運営するECサイト「@Buy24」と、社内のSAP R/3システムとの連携を実現したという。
業界の再編や企業の統廃合、連結経営に伴うグループ企業間の連携、コンプライアンス確保のニーズが高まるなど、企業の経営環境が大きく変化しており、そうした動きに適切に対応するために、SOAによる標準技術を活用したシステムが有効になるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.