ネクスウェイ、業務システムと連携可能なFAX自動配信システムを提供

ネクスウェイは、EDI(電子データ交換)やERPなど基幹システムのデータと連携できるなFAX自動配信システム「FNXe-帳票FAXサービス」を4月から提供すると発表した

» 2005年03月01日 16時25分 公開
[ITmedia]

 ネクスウェイは3月1日、EDI(電子データ交換)やERPなど基幹システムのデータと連携できるなFAX自動配信システム「FNXe-帳票FAXサービス」を4月から提供すると発表した。

 FNXe-帳票FAXサービスは、受発注業務において発生する注文書、納期回答書、支払依頼書などの帳票類を、ネクスウェイのFNXセンターを介することで、基幹システムからプリントアウトすることなく、ダイレクトに先方のFAXに送信する自動配信サービス。さまざまな書式に対応し、帳票のレイアウトも自由に設定することができるという。

 同サービスでは、導入企業から挙げられたのさまざまな要望を取り入れ、対応データファイル形式の追加、データ通信手順の追加、処理スピードの向上といった機能拡張が行われている。

 具体的には、対応データファイルに従来の固定長ファイルのほか、CSVテキストファイル、PDF/TIFFファイルといったイメージデータが新たに追加された。これにより、ホストシステムだけでなくオープン系システムとのデータ連携が容易になり、さまざまなアプリケーション環境からFAX自動配信システムを利用できるようになるという。また、帳票イメージの変換を行うFNXセンターへのデータ通信では、従来の全銀TCP/IP手順に加え、新たにFTPと電子メールでの送信(SMTP)も可能になる。

 さらに、帳票のイメージ変換から送信にかかる処理時間が4分の1に短縮したこと、対応フォントやサイズおよび表示データ形式など各種設定が強化されたことにより、帳票作成の自由度が増したこと、電子メールからの帳票出力、運用管理を行う「FNXnavi」の機能拡張なども施されている。

 同サービスの利用価格は、月間1万円の場合、FAX1枚あたり35円から、3万円の場合はFAX1枚あたり25円から。ネクスウェイは、2004年10月にリクルートから分社し、現在に至っている。

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