米Intelは3月1日、「Active Management Technology(AMT)」の詳細な仕様を明らかにした。
AMTは、IT管理者がリモートからクライアントの問題を発見・修正できるようにする技術。新しいコンピュータのセットアップ、ソフトアップデートのダウンロードなどもリモートからできるようになる。この技術を使えば、対象となるシステムがオフになっていても、OSが起動していなくても、HDDが損傷していても、これらの機能を実行できるとIntelは説明している。
AMTの仕様は、プラットフォーム管理機能への制御されたアクセスを提供すると同時に、ユーザーのプライバシーと設定を守るため、業界のセキュリティ・プライバシー標準に準拠しているという。また同仕様は2006年にWebサービス仕様「Web Services Management(WS-Management)」を採用する。
AMTは、2005年にデスクトッププラットフォーム「Lyndon」で、2006年にサーバプラットフォーム「Bensley」で実装される予定。
AMTはハイパースレッディング(HT)や仮想化技術Vanderpool Technology(VT)、セキュリティ技術LaGrande Technology(LT)などを含むIntelの「*Tシリーズ」の一員となる。
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