NEC、韓国ハーンソフトに「CLUSTERPRO」をOEM提供

NECは韓国Haansoftに対して、「CLUSTERPRO for Linux」をOEM提供したことを発表した。ハーンソフトはこれを韓国市場で販売予定。

[ITmedia]

　日本電気（NEC）は3月7日、韓国Haansoft（ハーンソフト）に対して、Linuxシステムの信頼性と可用性の向上を実現するクラスタソフト「CLUSTERPRO for Linux」をOEM提供したことを発表した。ハーンソフトはこれを韓国市場で販売予定。

　CLUSTERPROは、複数のサーバを相互に接続して高可用性を実現するとともに、接続するサーバの台数を増やすことで容易にシステムの拡張性を高められるクラスタシステムを構築できるミドルウェア。NECはこれまで、同製品を国内だけでなく北米、中国など全10カ国以上累計8000システム以上を販売した実績を有する（海外での製品名は「EXPRESSCLUSTER」）。

　ハーンソフトは現在、ミラクル・リナックス、中国のレッドフラッグ（紅旗）と共同で、Asianuxの開発を進めている（関連記事参照）。NECは2004年6月からAsianuxに対応したCLUSTERPROを提供している。