NetIQ、大規模分散環境での管理を簡素化する新コンソールを発表

NetIQは、企業向けシステム管理ソフト「NetIQ AppManager Suite 6.0J」用の新しいコンソール「AppManager Control Center 6.0」を発表した。

» 2005年03月10日 16時50分 公開
[ITmedia]

 NetIQは3月9日、企業向けシステム管理ソフト「NetIQ AppManager Suite 6.0J」用の新しいコンソール「AppManager Control Center 6.0」を発表した。

 AppManager Suiteは、サーバ本体のほか、その上で動作するさまざまなアプリケーションやIP電話、ネットワーク機器などの監視が可能な統合管理ツールだ。複数のサーバやアプリケーションを、「リポジトリ」単位でまとめて管理することができる。

 ただし従来のコンソールでは、複数のリポジトリや管理サーバが配置された大規模環境の場合、管理に手間を要していたという。

 これに対し新コンソールのAppManager Control Center 6.0では、1つのコンソールから最大20までのリポジトリ/監視サーバの管理が可能だ。また、アプリケーションが複数のサーバに分散している場合、その状況を視覚的に分かりやすく「サービスマップ」として表示できるため、ただ障害を把握するだけでなく、その影響が及ぶ業務までを把握できるという。

 さらに、同時に出荷される「AppManager Knowledge Base 1.0」を組み合わせれば、AppManagerに関するノウハウを活用し、作業効率の大幅な向上が図れるとしている。

 AppManager Control Center 6.0の価格は、「AppManagerオペレータコンソールライセンス(39万円から)」の中に含まれる。出荷は3月18日から。

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