電子メール経由の情報漏えい防止ツール「AntiLeak」がバージョンアップ

エイ・エヌ・テイは、Sendmailと連携して動作し、個人情報などを含んだメールの送受信を防ぐツールの新バージョン、「AntiLeak2」を発表した。

» 2005年03月10日 20時52分 公開
[ITmedia]

 エイ・エヌ・テイは3月10日、電子メールサーバ「Sendmail」と連携して企業ポリシーに適合しない電子メールの監査、フィルタリングを行う「AntiLeak2」を発表した。

 AntiLeak2は、電子メール経由の情報漏えい防止を念頭に置いて開発された、Sendmail Single Switch 3.1J用のオプション製品。件名や本文、送信者/受信者アドレスや添付ファイルなどを元にフィルタをかけ、機密情報/個人情報を含んだメールや不適切なメールの送受信を防ぐ。

 また、何か問題が生じた場合の調査/監査に備え、メールを保存したり、検索する機能も備えている。

 新バージョンではアーキテクチャ/データベース構造を変更し、処理の高速化を図ったほか、Sendmail Switchと別のサーバ上で稼動できるようになった。フィルタリングに関しては、S/MIMEによる暗号化メールについて検知できるほか、FROMを詐称したなりすましメールの検出が可能という。さらに、各種通知メールのカスタマイズなども可能となっている。

 AntiLeak2の対応プラットフォームはWindows 2000/Windows Server 2003。価格は50ユーザー版で136万8000円からとなっており、3月15日より販売が開始される。

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