世界ストレージソフト市場、2けた台の成長続く

IDCの統計によると、昨年10〜12月期の世界ストレージソフト市場規模は前年同期比15%の伸びとなった。

» 2005年03月15日 08時41分 公開
[ITmedia]

 調査会社IDCが3月14日発表した統計によると、昨年10〜12月期の世界ストレージソフト市場規模は前年同期比15%伸びて22億ドルとなった。通年では前年から16.1%増の79億ドル。

 2けた台の成長が続いている要因としてIDCは、企業のデータ保護・管理製品への投資増大、およびコンプライアンス要件に関する周知の高まりが牽引する形になったと分析している。

 10〜12月期で最も大きな伸びを示したのはストレージリソース管理市場の19.7%増。バックエンド/アーカイブソフトは9.5%増、ストレージレプリケーションソフトは17.2%増、ファイルシステムソフトは14.2%増と、軒並み堅調な伸びを示している。

 ベンダー別シェアは首位のEMCが31.7%、2位のVERITASが21.7%。次いで8.8%のComputer Associatesと8.2%のIBMがほぼ互角で並んだ。5位はHewlett-Packard(HP)の6.6%となっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ