トランスコスモス、申込書の集荷・授受管理と原票追跡を行う「個人情報保護法対策サービス」

トランスコスモスとその子会社のBPSは、クレジットカード会社や流通業などに向けて、「個人情報保護法対策サービス」を開始すると発表した。

» 2005年04月01日 17時24分 公開
[ITmedia]

 トランスコスモスとその子会社のBPSは4月1日、クレジットカード会社や流通業などに向けて、「個人情報保護法対策サービス」を開始すると発表した。

 このサービスは、クレジットカードの申込書などを加盟店や支店からの集荷から受付処理、原票保管移送までを受託し、原票のトレーサビリティを提供するもの。原票授受管理・照会システムがAPSサービスとして提供され、BSPの回収・受付センターがトレーサビリティシステムによる授受管理の下、一括回収する。

 宅配便や郵便とは異なり、原票1枚ごとの開封授受確認を行う。また加盟店の受付時から各社センター内での処理・保管状況まで、すべての書類工程のステータスが追跡できるため、万一の紛失事故に対しても迅速な対応が可能だ。

 両社は、支店営業マンが回収作業に関わる紛失リスクや対応時間コストを削減できるとしている。販売はトランスコスモスが行い、システムの開発やスキームの運営はBPSが担当する。

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