日本HPとエンカレッジ、PCの遠隔操作に対する監査機能の提供で提携

日本HPエンカレッジは、エンカレッジのソフトウェア「Remote Access Auditor」を用いて、PCの遠隔操作履歴を記録する監査機能を提供することで提携した。

» 2005年04月11日 17時12分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とエンカレッジ・テクノロジ(エンカレッジ)は4月11日、エンカレッジのソフトウェア「Remote Access Auditor」(RAA)を用いて、PCの遠隔操作履歴を記録する監査機能を提供することで提携した。

 RAAは、PCに対するリモートからのメンテナンス操作といった作業履歴を動画像として記録し、情報漏えいの防止や早期発見を支援する製品。リモートメンテナンスによるアクセスは、正規ユーザーによる正規アクセスのため、認証技術や入退出記録的なログ記録だけでは内部関係者による情報漏えい対策として十分でなかったが、RAAはこの点に対処できる。

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 日本HPでは、企業向けシステムの管理端末として使用されているコンソールPCにRAAを導入し、監査機能を構築したい企業のニーズに対応するほか、保守サービスの一環として、遠隔操作に対する監査機能実装を希望する顧客にもRAAによる操作履歴記録機能の活用を提案する。

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