VIA、ドライバのソースコードを公開

半導体メーカーのVIAはオープンソース支持拡大の一環として、ディスプレイドライバなどのソースコードを自社サイトで公開した。

» 2005年04月15日 08時29分 公開
[ITmedia]

 台湾の半導体メーカーVIA TechnologiesとXGI Technologyがオープンソース支持拡大の一環として、自社製品のドライバのソースコードを公開した。

 VIAの発表によれば、公開されるのはEpiaマザーボードに使われている「S3 Graphics UniChrome」シリーズのディスプレイドライバをはじめ、VIA ProSavage/ProSavage DDR統合型グラフィックスコントローラのディスプレイドライバ、VIA Chipset South Bridgeの6種類をサポートしている統合型ネットワークドライバなど。VIA Arenaのサイトからダウンロード提供している。

 「これらのソースコード公開により、最新のLinuxデュストリビューション向けにカスタマイズされたソリューション構築が可能になる」と、VIAソフト開発責任者のスティーブ・チャン氏はコメントしている。

 XGIはVolari V5/V8/Z7のドライバを公開。「当社の目標は、全Linuxデベロッパーを支援して、ほぼすべてのLinuxプラットフォームで当社のグラフィックスプロセッサーが実行できるようにすることにある」(ソフト担当副社長デレク・リン氏)と説明している。

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