ドリーム・アーツ、個人情報保護法への対応を強化したINSUITEの最新版を発表

ドリーム・アーツは、同社が開発、販売する企業情報ポータル(EIP)製品「INSUITE Enterprise」において、個人情報保護法への対応を強化した最新版「ver.1.12.1」を4月28日にリリースすることを明らかにした

» 2005年04月22日 20時32分 公開
[ITmedia]

 ドリーム・アーツは4月21日、同社が開発、販売する企業情報ポータル(EIP)製品「INSUITE Enterprise」において、個人情報保護法への対応を強化した最新版「ver.1.12.1」を4月28日にリリースすることを明らかにした。

 個人情報保護法の施行に伴い、企業のITシステムには情報漏洩を防止する効果が求められる。企業や公共機関で起こった機密漏洩の6割以上が人為的ミスによるものという調査結果もあるからだ。INSUITEは今回、漏洩させないことはもちろん、万が一漏洩したケースにも、素早く情報を追跡できるように漏洩防止、検知、追跡といった機能の強化を図った。

 最新版では、個人情報を持つINSUITE上の共有アドレス帳やユーザー情報に対し、アクセス権限やデータ出力権限を個別に設定できる。また、個人情報を閲覧、出力できるユーザーの設定を必要に応じて柔軟にコントロールすることが可能となり、漏洩リスクを根本的に低下させることができるとしている。

 また、個人情報の取得の際には、自動的に情報アクセスに対するログを取得する。これにより、個人情報の漏洩に関する抑止力を強化した。

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