日本IBMとノベル、SUSE OESとeServerを組み合わせたソリューションで協業

日本IBMとノベルはノベルの「Novell SUSE Open Enterprise Server」を中核とするソリューション提供で協業を発表した。

» 2005年04月25日 13時50分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)とノベルは4月25日、ノベルが4月14日に発表した「Novell SUSE Open Enterprise Server」(SUSE OES)を中核とするソリューション提供で協業を発表した。

 SUSE OESは、企業向けOSとして着実に浸透してきたNovell SUSE LINUX Enterprise Server 9上に、統合化されたディレクトリサービス、ファイルサービス、プリントサービス、クラスタリングネットワークサービスなどノベルがこれまで培ってきたテクノロジを数多く移植した製品(関連記事参照)

 具体的なソリューションとしては、ノベルがSUSE OESを提供し、日本IBMがeServer、Linuxのノウハウ、テクニカルサポートを提供するとともに、両社でお客様の環境に応じた最適なソフトウェア、ハードウェア構成を選定して提案する。

 拡販のために、5月から、札幌、東京、大阪、福岡などの主要都市でパートナー企業向けのセミナーを展開するとともに、今後、SUSE OESとeServer xSeriesのエントリー・モデルを組み合わせた、パートナー企業向けの低価格な検証用パッケージの提供も検討していくとしている。

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