ソフトイーサは5月17日、VPNソフトウェアの最新ベータ版となる「SoftEther VPN 2.0 Beta 3」を公開した。
ソフトイーサは5月17日、開発を進めるVPNソフトウェアの次期バージョン「SoftEther VPN 2.0」の最新ベータ版となる「SoftEther VPN 2.0 Beta 3」を公開した。同社Webサイト上から無償でダウンロードできる。
SoftEther VPN 2.0 Beta 3では、クライアント側で動作する「SoftEther VPN Client」の対応プラットフォームが広がり、Windows 98 SE/Meでも動作するようになった。またサーバ側の「SoftEther VPN Server」では、バックグラウンドで稼動するサービスモードでの動作がサポートされた。
さらに、SoftEtherの仮想ハブ内での処理が高速化され、従来に比べ最大6倍効率で伝送が可能になったほか、MACアドレステーブルのエントリ数を最大6万5536件に拡張。ログの自動圧縮/削除機能も追加されている。
ソフトイーサでは今後、MacOSやLinux、FreeBSD、Sun Solarisなど、Windows以外のOSに対応したSoftEther VPN 2.0の開発を進めるとともに、コマンドラインベースの設定ツールも開発、提供していく計画という。
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