HP増収増益も「まだ改善の余地あり」と新CEO

HPの2〜4月期決算は、堅調な伸びで増収増益だったが、マーク・ハード新CEOは事業全般に改善の余地があるとしている。

» 2005年05月18日 08時15分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)が5月17日発表した同社第2四半期(2〜4月期)決算は、売上高が前年同期から7%増えて216億ドル、純利益は9億6600万ドル(1株当たり33セント)となった。前年同期の純利益は8億8400万ドル(同29セント)だった。

 新社長兼CEOのマーク・ハード氏は発表資料で「堅調な四半期だったが、それでも多くの事業で業績全般に改善の余地が残っている。目標に向かって前進するための計画が固まり次第、詳細を公表する見通しだ」と述べている。

 地域別では欧州/中東/アフリカ地域の売上高が10%伸びて91億ドル、アジア太平洋地域は9%増の36億ドル、アメリカ地域は4%増の88億ドルとなった。

 事業別収入はパーソナルシステムズ部門が6%増の64億ドル、イメージング&プリンティング部門は5%増の64億ドル。エンタープライズストレージ&サーバは6%増えて42億ドル、サービス収入は14%伸びて40億ドルとなっている。

 第3四半期の売上高は203億〜207億ドルを予想している。

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