Office 12は来年下半期発売、今秋βリリースへ

Microsoftのビル・ゲイツ会長は次期Officeを2006年下半期に発売すると明言した。大量の情報の中から大切な内容をビジュアル化して抽出する機能に焦点を当てているという。

» 2005年05月20日 08時08分 公開
[ITmedia]

 MicrosoftのOffice新バージョン「Office 12」(コードネーム)は2006年下半期に発売され、今年秋には初のβ版がリリースされる予定だ。ビル・ゲイツ会長が5月19日、米ワシントン州レドモンドの本社で開催のCEOサミットで明らかにした。

 ゲイツ氏はサミットの開幕基調講演で世界大手企業の経営者を前に、職場の変化に伴ってグローバルなビジネスの様相も変わりつつあると指摘。そうした中にあって、Office 12は情報作業の進歩に大きく貢献するものだと力説している。

 「ビジネスインテリジェンスに関して従業員の協力、視覚化、行動における効率を高め、貴重な時間とリソースを優先配分できれば、企業は成長する。従業員の才能、経験、判断を最大限に活用する一助とするため、先端のツールが必要だ」とゲイツ氏。

 Office 12では個々の従業員が日常業務における役割を強め、コミュニケーション/コラボレーションを統合型の環境で管理でき、大量の情報の中から大切な内容をビジュアル化して抽出できる機能に焦点を当てていると、Microsoftは説明している。

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