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» 2005年05月30日 22時45分 UPDATE

“ゆりかごから墓場まで”担うサービス、NTTとHP

NTTネオメイトと日本HPは5月30日、地方自治体や中堅・中小企業向けの「地域密着型のITフルサポートサービス事業」を共同展開することを発表した。

[大津心,@IT]

 NTTネオメイトと日本ヒューレット・パッカードは5月30日、地方自治体や中堅・中小企業向けの「地域密着型のITフルサポートサービス事業」を共同展開していくと発表した。NTTネオメイトのサービスに日本HPのPCやサーバメニューを追加するほか、シンクライアントを利用したASP型サービスの共同開発・提供などを実施していく。

NTTネオメイトとHP ガッチリ握手を交わす2人。左が日本HP 代表取締役社長 小田晋吾氏。右がNTTネオメイト 代表取締役社長 西村憲一氏

 主な協業内容は、ITシステムの構築から運用までをセットにしたNTTネオメイトの総合サービス「OZFA(オズファ)」に日本HPのPCやサーバを追加するほか、シンクライアントを利用したASPサービスを共同で開発・提供する。また、PCやサーバのデータ消去、リサイクルサービスを提供する。いずれのサービスも6月1日より提供を開始する。NTTネオメイトは構築や運用などの全般的なサービスを担当し、日本HPはPCやサーバを提供するほか、コンサルティング業務やASPの開発業務などは共同で行う。サービス対象は、地方自治体や中小・中堅企業がメインとなる。

 NTTネオメイトは、西日本を中心に地域と密着したITサービスやコンサルティングサービスを提供してきた。親会社はNTT西日本。NTTネオメイト 代表取締役社長 西村憲一氏は「自治体や中小企業と話をしていると、『今後はアプリケーション分野に投資の比重を移したい』といった声や、『フルサポートを受けたい』といった声を多く聞く」という。また、中小企業の多くではオフコンを利用しており、2007年問題の点からもWindowsサーバへの切り替え需要が増大しているとした。このため、IT機器を提供しているベンダとの協業の必要性が増し、日本HPとの提携へと進んだという。

 日本HPは、2000年ころよりNTTと手を組み関西地区でWindowsサーバの販売やシステム構築、サーバの保守・運用などを手掛けてきた。今回、NTTネオメイトとの提携は、日本HP 代表取締役社長 小田晋吾氏によると、「従来の協力関係を拡大したものだ」という。この提携により、サーバ導入・構築から運用までのITに関する一連サービスを実現。小田氏は「ITサービスに関して、ゆりかごから墓場まで面倒を見ることができるようになった」と述べている。

 シンクライアントを用いたASP型サービスでは、NTTネオメイトの「AQStage(アクステージ)IP-VPN・広域イーサネットサービス」と「AQStage データセンタサービス」に両社のアプリケーションを融合して提供する。具体的には、インターネットや携帯電話を利用した予約受け付けや応答を行う「受付予約サービス」、会員向けポイントをインターネット上で受付管理する「会員ポイント管理サービス」、ネットワークに接続されているPCのウイルス対策などを行う「クライアント管理サービス」の3種類を提供する予定だ。

 データ消去、リサイクルサービスでは、NTTネオメイトが持っているリサイクル専用向上「PCセキュリティリサイクルセンター」を利用して、PCやサーバのデータ消去やリサイクルを行うサービスだ。

 今後両社は、ソリューションやプロダクトの融合をさらに推進し、サービスやラインアップを充実させ、ニーズにきめ細やかに対応できるフルサポートサービスで地域経済の活性化に貢献していくとしている。

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