日本ステレントは、総合コンテンツ管理ソフトウェアの最新版「Stellent Universal Content Management Ver.7.5日本語版」を提供すると発表した
日本ステレントは5月31日、同社が提供する総合コンテンツ管理ソフトウェアの最新版「Stellent Universal Content Management Ver.7.5日本語版」を提供すると発表した。導入期間の短縮化、操作性を向上させる新機能が追加されている。具体的には、コンプライアンスやレコード管理、マルチサイトWebコンテンツ管理、パートナーや顧客向けエクストラネット、インフラ統合などの複数のUniversal Managementアーキテクチャによって、機能強化が施されている。
新たなメタデータ管理モデルでは、ユーザーがコンテキスト内のメタデータ・フィールドを閲覧することで、Universal Content Managementの操作性が向上する。
たとえば、文書の種類だけでメタデータ・フィールドを管理するのではなく、ユーザーの職務、文書の状態、および、さまざまな基準に基づいて管理できるようになる。システムとして単一のコンテンツ管理プラットフォームであることで、顧客は複数のアプリケーションでこのメタデータモデルを活用できる。
また、7.5からは、Stellent Content Serverのフォルダがメールクライアント上に自動的に表示されるようになる。それにより、ユーザーはメールメッセージと添付ファイルを、メールシステムからStellent Content Serverに直接、ドラッグ・アンド・ドロップすることができる。
この機能により、ユーザーはStellent Content Serverへのメールの投稿、メールの本文と添付ファイルの管理などを行うことができる。新たにクライアントソフトウェアをインストールする必要もなくなる。
さらに、7.5の新たなデジタル資産管理(DAM)機能により、企業は画像と動画を簡単に利用できるようになる。
たとえば、画像ファイルを単一のソースからGIFやTIF ファイルなどのさまざまなフォーマットに変換することができる。また、動画ファイル向けに同様の変換機能も提供。たとえば、動画をWebサイトで利用する場合、大容量のAVI(audio visual interleaved)ファイルを小容量の低解像度MPEGファイルに変換する。さらに、バージョン7.5は、ストーリーボードを使用する動画の特定シーンごとにドリルダウンする機能を備えている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.