アルファテック・ソリューションズは、無線による高速通信に独自技術を持つ無線LANの開発メーカー、Extricomとワイヤレス分野で業務提携し、日本国内でExtricomの無線LAN製品の販売を開始すると発表した。
アルファテック・ソリューションズは6月1日、無線による高速通信に独自技術を持つ無線LANの開発メーカー、Extricomとワイヤレス分野で業務提携し、日本国内でExtricomの無線LAN製品の販売を開始すると発表した。
Extricomは、後発ながら無線LANに関する特許を15件取得しているという。この技術を核に、従来の無線LANが抱えていた通信可能範囲の網羅性、通信集中時の速度低下、移動時における通信の途切れといった問題を解決し、データと音声を組み合わせたワイヤレスサービスで高い性能を発揮する。
Extricomのワイヤレスソリューションは、複数のアクセスポイントを管理する「Extricomワイヤレススイッチ EXSW800」と「Extricomアクセスポイント UltraThinTM EXRP10/EXRP20」、そしてこれらの管理ツールから構成されます。
同製品の特徴は、複数のアクセスポイントを仮想的に1台として取り扱う技術。これにより、AP同士の電波干渉が発生しないため、従来は無線LANを導入する際に行わなければならなかった電波干渉調査が不要になるという。
アルファテック・ソリューションズは、これまでは企業内および公共施設でのネットワーク構築を手掛けてきたが、Extricomの製品をラインアップに加えることにより、モバイルセントレックスへも事業領域を広げることができるとしている。
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