特集
» 2005年06月06日 04時58分 UPDATE

現場から見るSEの「地力」:システム化を図るSEのスーパーテクニック (1/4)

今回は、データ体系図を有効活用してアプリケーションアーキテクチャを考えよう。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)

[杉山正二(アールエスコンポーネンツ),ITmedia]

  杉山正二(アールエスコンポーネンツ 取締役)

 データ体系図が完成したら、そこにシステム化すべき、あるいはシステム支援が必要な範囲をマッピングする。マッピングした範囲がアプリケーションシステムを検討すべき領域になる。これも基に、どのようにアプリケーションシステムを組み合わせるかを検討することが、すなわち、アプリケーションアーキテクチャを検討することになる。

 さっそく具体的にデータ体系図にマッピングしていこう。

 まず、戦略レベルと計画レベルだが、このレベルはなかなかシステム化やシステム支援が難しい領域になるので、無理をせず、とりあえずマッピングなしとする。最初は比較的分かりやすい業務処理(実行レベル)からマッピングしていけばいい。

 弊社の例で考えれば、核となるプロセスの1つ、SCMのトランザクション処理の中心である、受注、出荷を出発点として考えていくのがいいだろう。それから、発注、入荷、在庫管理に広げていく。当然、基本的なマスターデータ(顧客、製品、サプライヤー)や会計周りやシステム化の対象範囲になる。

 続いて、もう1つの核となるプロセス、CRMに関連する領域として、顧客や製品というマスターデータに加え、お客様とのやり取り、および、それに関連するデータ(営業活動、訪問記録、電話記録、問い合わせ、など)がシステム化すべき領域として識別できるだろう。

 これ以外に、弊社のビジネスモデルから考えて、カタログ製作もシステム支援が必須である。このように拡大していくと、業務処理レベルはほとんどシステム化、あるいはシステム支援の対象となるはずである。

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