Javaアプリを高速化、エクセルソフトがExcelsior JET for Linux新版販売

Javaアプリを最適化し、処理ソフトを向上させるソフトがバージョンアップ。開発サイクルの変更無く導入が可能なツールとして、最新のJDKをサポート、64ビット対応なども実現している。

» 2005年06月10日 20時38分 公開
[ITmedia]

 エクセルソフトは6月15日、Linuxサーバ上でJavaアプリケーションを高速化する開発ツール「Excelsior JET 3.7 for Linux 日本語版」を販売開始する。

 アプリケーションやコンポーネントをLinuxネイティブバイナリへと変換する機能を持つソフトであり、Javaのクラスファイルよりも高速に処理が可能な点が製品メリットとなっている。

 3.7で新たな点は、JDKサポート仕様としてJ2EE 5.0を始め、J2SE 1.3.0〜1.4.2_08マイクロバージョン。3つのランタイムライブラリとしてDesktop、Workstation、Serverそれぞれのランタイムを装備する。ほかにも64ビットInteger型サポートによる実行スピードの向上、Object Explosionにより多くのオブジェクトをスタック部割り当て可能な点が新しい。

 動作保証されているLinuxの基本環境は、カーネル2.4以上、glibc 2.2.5以上、JREとしては、Sun JRE 1.3.0〜1.4.2、5.0スタンダードエディション、CPUはPentium III/800MHz以上、メモリは最低256MB、512MBまたはそれ以上を要求する。価格は、スタンダードエディションが51,450円、プロフェッショナルエディションが183,750円(共に税込み)。

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