日本HP、企業向けコアスイッチの最上位機種「ProCurve 9400sl」を投入

日本ヒューレット・パッカードは、同社の企業向けスイッチの最上位機種となる「ProCurve Routing Switch 9400sl」シリーズを発表した。

» 2005年06月13日 19時28分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは6月13日、同社の企業向けスイッチの最上位機種となる「ProCurve Routing Switch 9400sl」シリーズを発表した。8月1日より販売を開始する。

 ProCurve Routing Switch 9400slは、大/中規模エンタープライズのネットワークコアをターゲットとしたマルチレイヤスイッチ。これまで最上位機種だった「同9300mシリーズ」に代わるフラグシップモデルで、スイッチング容量は1.28Tbps、処理能力は最大で480Mppsという。最大32ポートの10ギガビットイーサネットを収容できること、IPv6のハードウェア処理をサポートしていることも特徴だ。

 ProCurve Routing Switch 9408sl本体は8スロットの収容が可能なモジュール型スイッチで、価格は613万2000円から。モジュールとしては、4ポートの10GbEを搭載した「ProCurve 9400sl 4-Port 10-GbE Module」、40ポートのMini-GBICを搭載した「ProCurve 9400sl 40-Port Mini-GBIC Module」などが用意されており、いずれも価格は735万円となる。

 なお日本HPは同時に、ユーザー認証に基づいてアクセスコントロールを行う「Identity Driven Per-Port ACL機能」やDoS攻撃からの防御機能などを実現する「ProCurve Switch 5300xl」シリーズ向けのソフトウェアアップグレードと、802.11i標準のサポートなどを含んだ「ProCurve Wireless Access Point 420」シリーズ向けのソフトウェアアップグレードも発表している。

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