KCCS、コンプライアンスを支援する文書管理システム「GreenFile X」

KCCSは、企業のポリシーやルールに沿った文書管理を実現するシステム「GreenFile X」を発表した。

» 2005年07月01日 20時14分 公開
[ITmedia]

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は7月1日、企業のポリシーやルールに沿って文書の作成、管理から配布までを行えるようにする文書管理システム「GreenFile X」を発表した。

 GreenFile Xは、企業内で利用される電子文書の保管や配布、検索、廃棄といった一連のプロセスを支援するファイリングシステム。ただコスト削減やナレッジマネジメントを実現するだけでなく、個人情報保護法やe-文書法といった法律を踏まえ、コンプライアンスを考慮した運用を実現できる点が特徴という。

 具体的には、各ドキュメントの印刷/保存といった操作を制御することで情報漏えい対策を実現するほか、同社のディレクトリ管理システム「GreenOffice Directory」のユーザー権限情報と連携してアクセス制御を行い、セキュリティを高めている。

 さらに、紙の原本と同等の価値を持たせながら電子化を行う電子原本化機能を備えるほか、キーワード/全文検索や版管理といった機能を通じて操作性を高めた。

 GreenFile Xのライセンス価格は315万円から。KCCSでは、システムインテグレーションも含め初年度3億円の販売を見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ