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2005/07/05 00:00 更新


ユビキタスを6つのテーマで空間再現「uVALUEコンベンション2005」

7月20〜21日に開催される日立製作所のカンファレンスでは、ITが社会環境に根付くための具体化がテーマとなっている。ユビキタスとは社会に何をもたらしてくれるのか? 実際に再現される空間を見ることで、身近に感じ取ることができるだろう。

 ITを牽引するイノベーション。従来までは米国優勢というイメージがあったものの、日本が誇るべき分野が確立されてきた。家電に代表するケータイなどの情勢を見れば、その勢いを否定する向きはないだろう。

ユビキタスは日本が先導すべきITのひとつ

 そして、高齢者社会に向けて日本の原動力が問いただされる昨今、「ユビキタス」は国を挙げて活性化すべくIT推進の1つといえる。その要の1つとなっているのが、RFID(μチップ)などをいかに実社会へと取り入れていくかの施策だ。そうとはいえ、どのように活用すべきか? そもそもどのような可能性があるのか? ビジネス市場として期待されるユビキタスの具体化は、再現空間を見ることで多くの人が理解できるはずだ。


 「価値を創造し、つなげて、さらに連鎖させていく」。日立製作所は、来るべきユビキタスネットワーク社会に向けた情報と通信事業のコンセプト「uVALUE」を掲げている。uVALUEとは、ユビキタスの「u」、価値を表す「VALUE」を組み合わせたものであり、ユビキタス時代の価値創造を意味するもの。

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「HITACHI uVALUEコンベンション2005」の開催内容、意図について、日立製作所ユビキタスプラットフォームグループ・ソリューション統括本部、事業企画室 担当部長の篠塚秀樹氏に聞いた。「今年は空間再現のセットを増やした。いっそう身近なものとして感じ取っていただけるはず」と同氏


uVALUEのカタチが空間実現されるイベント

 2004年までのネーミングを替え、「HITACHI uVALUEコンベンション2005」として開催される2日間(7月20〜21日)、ユビキタスの具現化がリアルな空間で再現される。「昨年に比べいっそう高められたのがポイント」と篠塚氏。

 また、展示だけでなくセミナーも2日間で100近くが講演予定だ。より具体的な内容を聞くことができるだろう。

 空間再現は、次に挙げる6つ。それぞれに沿った製品がユビキタス社会を支え、そして一歩進んだITの形を見せてくれる。

 「アトラクティブ・コミュニティ」は、テーマに魅力ある商空間造りと交通情報のIT化。駅周辺をイメージした展示として、ショウルーム、ネットゲーム、遠隔モニタリングなどの商業エリアの情報化推進の模様が用意される。さらに、バスや電車、無線LANを利用した位置情報などを行う、移動体支援の施策が空間再現される。映像とITの関わりとして、リアプロジェクタやPDPなど大規模ディスプレイ、監視カメラなどとITを組み合わせた展示も予定されている。

 誰もが利用する身近なもののため、ITが取り込まれるとどのような効果が得られるかが実体験可能になるという。

 「セキュア・ユビキタスオフィス」のテーマ空間では、個人情報保護法の施行によって、企業に強いられた情報漏洩防止への対策。セキュリティー実現のためにどのような選択肢があるのかがオフィス空間の再現とともに示される。生体認証システムやμチップ利用の入退管理、セキュリティーPC、タッチパネルやデジタルペン採用の双方向会議システム展示などが予定されている(関連記事)

 「ホスピタリティ・ライフスペース」で安全や安心、快適で便利、そしてユニバーサルデザインをキーワードとして高齢者対応を目的としたサービス、障害者がITを利用することでコミュニケーションを実現する仕組みを見ることができる。

 「アドバンスト・カーライフ」では、車の安全性追求や環境への負荷軽減、そしてITを利用した流通の形などを見ることができる。現在でも、カーナビに代表されるIT化が進んでいるが、今後は走行する周りの環境を包括するものへと広がっていく。

 「ビジネス・トレーサビリティー」では、資材調達から生産、流通をリアルタイムに把握し、経営の可視化を実現することがテーマとなる空間の再現。製造工程における環境に配慮するための有害物質管理、食生活を支えるソリューションがいくつも展示される。

 「ディザスタ・リスクマネージメント」では、災害とひと口に言っても人的への対処から自然災害までをカバーするシステムがある。環境に根付くユビキタス社会において、そのインフラを支えることがいっそう重要視される。予防から直後の対策、そして復旧させるためのシステムが展示される。

 「HITACHI uVALUEコンベンション2005」は入場無料。サイト上で事前登録を受け付けている

[木田佳克,ITmedia]

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