アイ・ティ・フロンティアとアイネス、ITIL準拠のアウトソーシングサービスを提供

アイ・ティ・フロンティアとアイネスはアウトソーシング事業に関して提携を結び、10月よりITIL準拠のサービスを提供する。

» 2005年07月05日 20時28分 公開
[ITmedia]

 アイ・ティ・フロンティアとアイネスは7月5日、アウトソーシング事業に関して提携を結んだ。10月より共同で、地方自治体や金融機関を対象に、ワンストップ型のアウトソーシングサービスを提供する計画だ。

 今回の提携に基づき、アイ・ティ・フロンティアが所有する都内の拠点に、アイネスがFISC基準に準拠したデータセンターを開設。ここをベースに、ITILに準拠した運用プロセスに基づくサービスを提供していく。

 両社は、アイ・ティ・フロンティアが蓄積してきたIBMプラットフォームを中心としたシステム運用やSAPのホスティング/ハウジングサービスのノウハウと、アイネスの富士通や日立のプラットフォーム上での業務運用経験を組み合わせることで、マルチベンダー対応のワンストップサービスを提供できるとしている。上流のコンサルティングから開発、システム運用まで一貫したサービスを提供し、両社合わせて初年度約10億円の売り上げを目指すという。

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