Operaは最新版ブラウザのテクニカルプレビュー版にP2PソフトのBitTorrentを組み込んだ。
Opera SoftwareはP2Pファイル交換プロトコルのBitTorrentクライアント機能を自社Webブラウザのβバージョンに組み込んだ。
同社は7月7日、Operaブラウザの最新β版であるテクニカルプレビュー(TP)にBitTorrentを統合したと発表した。
Operaによれば、BitTorrent組み込みにより、複数ユーザーが同じファイルにアクセスする場合のダウンロード時間を短縮できるという。「当社はBitTorrent技術を1年以上検討しており、2005年4月にOpera 8をリリースしたことにより、その価値は明確なものになった。1秒当たり100以上のダウンロードを可能にするこの技術は素晴らしい。ユーザーはBitTorrentによってもう1つのダウンロードメカニズムを手に入れることになるだろう」とOpera Softwareのエンジニアリング担当副社長であるクリステン・クロフ氏はコメントしている。
Opera TPはOpera Communityでダウンロード可能。
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