日本ヒューレット・パッカードは、USB接続をサポートしたDATドライブ「HP StorageWorks DAT40-USB」をはじめ、テープストレージ製品のラインナップを強化した。
日本ヒューレット・パッカードは7月7日、USB接続をサポートしたDATドライブ「HP StorageWorks DAT40-USB」を発表した。
HP StorageWorks DAT40-USBは、内部でのプロトコル変換なしのUSB接続に対応し、カードの増設やドライバのインストールなどを行うことなくプラグアンドプレイで利用できるDATドライブ。DDS2/3/4のテープカートリッジを使用でき、非圧縮時の最大容量は20GB、最大転送速度は毎時10.8GBとなる。
製品にはバックアップソフト「TapeWare」が無償で添付されており、これを活用すればエントリサーバでも手軽にバックアップ/リストアを行える。製品価格は6万3000円で、7月下旬より出荷が開始される。
日本HPは同時に、Ultriumのラインナップを拡充した。「HP StorageWorks Ultrium232i」は、ハーフハイト(半分の高さ)のテープドライブ。コンパクト化を図りながら転送レートは従来の2倍以上に向上している。価格は29万4000円。
またオートローダの新製品として、コストパフォーマンスを高めた「HP StorageWorks 1/8 Ultrium448 Tape Autoloader」と、Ultrium3に対応し、非圧縮時で最大3.2TBの容量をサポートする「HP StorageWorks 1/8 Ultrium960 Tape Autoloader」もリリース。価格はそれぞれ105万円、136万5000円となる。
同社はさらに、既存のテープドライブの価格も改定し、13〜31%の値下げを行っている。
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