日本HP、Serial Attached SCSI対応のProLiant新モデル

日本ヒューレット・パッカードは、サーバ製品「HP ProLiant」に、最新のSCSI規格であるSerial Attached SCSI(SAS)を採用したモデル6種類を追加した。

» 2005年07月07日 19時30分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは7月7日、サーバ製品「HP ProLiant」に、最新のSCSI規格であるSerial Attached SCSI(SAS)を採用したモデル6種類を追加した。

 SASは名称のとおりシリアル転送のSCSIで、最大3Gbpsと、SCSIに比べ大幅に高速な転送を実現する。

 今回追加された新モデル「HP ProLiant ML370/ML570/DL360/DL380/DL580/DL385」は、いずれもSASおよびSATAの両規格に対応した2.5インチHDDを搭載。HDDの小型化によって搭載密度を高め、拡張性の向上を図った。また、SAS対応のRAIDコントローラカードの「Smartアレイ P600コントローラ」も標準で搭載している。価格はML370 G4が43万6800円から。

 日本HPは同時に、SAS対応のラックマウント型ストレージ製品「HP StorageWorks MSA 50」もリリースしている。HP StorageWorks MSA 50もSmartアレイ P600コントローラを搭載しており、1Uのきょう体の中にSAS/SATA対応の2.5インチHDDを最大10個搭載できる。価格は23万1000円から。

 なおHP ProLiantファミリについては同時に、AMD Opteronプロセッサ200シリーズを採用した2ウェイモデル、3製品も追加されている。

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