BoingoとSkype、モバイルIP電話サービス発表へ

ホットスポットネットワークのBoingo Wirelessと、P2P IP電話ソフトのSkypeが間もなく新サービスを発表する予定だ。(IDG)

» 2005年07月12日 15時33分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Boingo WirelessとSkype Internationalは7月12日、モバイルIP電話サービスを発表する。Boingoが明らかにした。

 この発表は、Boingoの社長兼CEO(最高経営責任者)デビッド・ハーガン氏と、SkypeのCEO件共同創設者ニコラス・センストロム氏がグリニッジ標準時の午後4時に行う。

 両社の新サービスは出張ビジネスマンを対象にしたものだとBoingoは説明しているが、詳細は不明。

 Boingoは、カスタマイズされたクライアントソフトを通じて、Wi-Fiホットスポットのネットワークへのアクセスをユーザーに提供している。同社のWebサイトによると、同社サービスは36カ国で利用でき、1万8000カ所を超えるホットスポットにアクセスできる。顧客は1カ月21ドル95セントの定額料金を支払う。

 Skypeは、ユーザー同士がインターネットを介して無料通話できるP2P VoIPソフトを手がけている。世界中の固定電話、携帯電話へも従来の国際通話料よりかなり安く通話できる。Skypeのユーザーインタフェースはテキストメッセージングと、ほかのSkypeユーザーと音声通話またはテキストチャットできるかどうかを示すプレゼンス情報も提供する。

 Skypeのユーザー数は、6月22日の時点で世界中で公称4300万人以上、ユーザー基盤は1日約14万人のペースで増えているという。

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