ストレージテック、SATA用コントローラ搭載で信頼性高めたディスクストレージ

ストレージテックは、SATAディスクを採用したストレージシステム「FlexLine 600」シリーズを発表した。

» 2005年07月14日 17時18分 公開
[ITmedia]

 日本ストレージ・テクノロジー(ストレージテック)は7月14日、SATAディスクを採用したストレージシステム「FlexLine 600」シリーズを発表した。

 バックアップやアーカイブなどデータ保護に適した製品。SATAディクスドライブの特性に対応した新コントローラを搭載させ、ファイバチャネル(FC)ディスクに劣るとされる信頼性をカバーする。同社によると、一時的なエラーが発生しやすいのは、FCディクス用のコントローラを使用していることに起因しているという。これを新設計のコントローラにより、SATAディスクの特性を生かしデータ消失リスクを低減する。

 中規模クラス向けのコントローラ「FLX640ディスク・システム」および、大規模クラス向けのコントローラ「FLX680ディスク・システム」、「FLC600ディスク・アレイ」の3機種をリリースする。同シリーズの容量は3Tバイト〜最大58Tバイト。

 コントローラやインタフェース、電源、ファンなどをすべて二重化され、無停止での交換も可能。8月には、RIDA6にも対応しさらに可用性を高める予定だ。

 7月25日から出荷を開始する。価格は、FLX640を用いた最小構成で807万円(3Tバイト)からとなっている。

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