日本IBM、eServer iSeriesに特化した災害対策支援サービス

日本IBMは8月1日より、IBM eServer iSeriesを利用している中堅企業を対象とした災害対策支援サービス「IBM iSeries DR Expressサービス」を開始する。

» 2005年07月20日 21時21分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは8月1日より、中堅企業を対象とした災害対策ソリューション「IBM iSeries DR Expressサービス(iDR Express)」の提供を開始する。

 iDR Expressは、中堅企業の基幹業務で多く採用されているミッドレンジサーバ、「IBM eServer iSeries」(旧AS/400)に特化した災害対策サービス。地震や風水害などの自然災害、火災、停電などに備え、代替機の準備や復旧支援といったサービスを低コストで提供し、顧客の事業継続を支援する。

 iDR Expressのスタンダードサービスでは、被災時のシステム回復支援を行い、回復が困難な場合は48時間以内に代替機を提供。合わせて顧客が用意したバックアップデータを用いてオンサイトでデータ復元作業を行うほか、システム/ネットワークの復旧支援を行う。月額料金は、基本保守料金の15%になる。

 プレミアムサービスではスタンダードサービスの内容に加え、復旧要件の定義や復旧計画書作成を支援。また被災時には優先的に代替機が割り当てられるという。プレミアムサービスの月額料金は基本保守料金の35%。

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