ヤマハ、VoIP内線網の番号を一括管理する電話帳専用サーバ

ヤマハは7月26日、同社のVoIP対応ルータ製品で構築したVoIP内線網で、電話番号を一括管理する電話帳サーバ「RTV01」を発表した。

» 2005年07月26日 21時40分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは7月26日、同社のVoIP対応ルータ製品で構築したVoIPネットワークの中で、電話番号を一括管理する電話帳サーバ「RTV01」を発表した。

 同社は中堅/中小規模企業向けに「RTV700」や「RT57i」をはじめとするVoIP対応のルータ製品群を提供している。これらルータと広域イーサネットやIP-VPNといった閉域網サービスを組み合わせ、VoIP内線網を構築することで、コストの節約をはじめとするメリットが得られるが、拠点の追加/変更にともなう電話番号の設定/運用管理負担が課題だった。

 RTV01は、ヤマハ製ルータで構築したVoIPネットワークにおいて電話帳の機能を集約することで、こうした問題を解決するための製品。最大500番号分の内線電話番号を一括管理することで、運用管理の負担を減らす。さらに、通話履歴や障害履歴、統計情報を集約し、内線電話のトラフィック状況を把握することも可能だ。

 また、VoIPシステムの分散管理を可能にする「サーバ連携機能」や、1つの事業者番号で利用できる音声チャネル数を拡張する「ハントグループ機能」を搭載。RTV01本体の冗長構成も可能だ。

 RTV01の価格は20万7900円。10月下旬より販売を開始する。

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