HDEとレッドハットは「IBM eServerにおけるISV支援プログラム」の一環として、企業向けのメール配信システム提供を目的に協業を強化した。
ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)とレッドハットは7月28日、企業向けに信頼性の高いメール配信システムを提供することを目的に、協業関係を強化した。
今回の協業強化は、2005年4月にレッドハットと日本IBMが発表した「IBM eServerにおけるISV支援プログラム」の一環で実現されたものだ。
HDEでは、企業向けのメール配信システム「HDE Customers Care」において、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とIBM eServerを戦略的プラットフォームに位置付け、同システムをRHEL for the IBM POWERに対応させる。これによりHDE Customers Careは、RHELが動作するIBM eServerの全プラットフォームで動作することになり、中小規模企業からハイエンドなミッションクリティカル業務までを幅広くカバーできるという。
両社はこの協業強化を踏まえ、企業や団体向けに、より高い処理性能や安定性、信頼性を備えたメール配信システムを提供していくとしている。
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