日本オラクルと日立システムが「Fusion」で協業

日本オラクルと日立システムアンドサービスは「Oracle Fusion Middleware」に関して協業する。まずビジネスインテリジェンス分野への展開を図る計画だ。

» 2005年08月01日 21時34分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルと日立システムアンドサービスは8月1日、データハブや認証、ポータルといった機能を再構成したミドルウェア「Oracle Fusion Middleware」に関して協業し、「Fusion Middlewareプロジェクト」を開始したことを発表した。

 両社はこれまでもOracle Databaseに関して協力してきたが、今回の協業ではSOAをベースとしたOralce Fusion Middlewareの拡販およびシングルサインオン製品や運用管理ソフトとの連携ソリューションの共同開発に取り組む。その拠点として日立システム内に、Fusion Middlewareプロジェクト専門の組織を設立し、マーケティングや共同開発を進める計画だ。

 まず第一弾として、Oralce Fusion Middlewareと日立システムのパフォーマンス管理ソリューション技術を活用し、ビジネスインテリジェンス(BI)分野への展開を図るという。「Oracle Business Intelligence」の営業活動やマーケティングを行うほか、業種向けテンプレートの共同開発などを行い、年間30社以上への導入を目指す。

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